東京株式(前引け)=大幅反落、前日の反動で先物主導で値を崩す

市況
2023年7月20日 11時52分

20日前引けの日経平均株価は前営業日比374円15銭安の3万2521円88銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億8276万株、売買代金概算は1兆5805億円。値上がり銘柄数は538、対して値下がり銘柄数は1213、変わらずは84銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買い交錯のなか若干売りに押されてのスタートとなったが、その後日経平均は下げが加速し、引け際に下げ幅を400円近くまで広げる場面があった。前日の米国株市場ではNYダウが8連騰でフシ目の3万5000ドル台を回復するなどリスク選好の流れが続いたが、東京市場では前日に先物主導で日経平均が引け際に上げ幅を拡大した反動もあって、ハイテク株中心にインデックス的な売りが噴出した。外国為替市場でドルが売り直され、再び円高方向に振れたことも逆風となった。バリュー株の一角は買われたものの、値下がり銘柄数はプライム市場の66%を占めている。

個別では売買代金で断トツのレーザーテック<6920>が大きく値を下げたほか、アドバンテスト<6857>も売られた。ソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連株への売りが目立つ。三菱商事<8058>が冴えず、メルカリ<4385>も軟調。さくらインターネット<3778>が急落、DDグループ<3073>も利食われた。ベイカレント・コンサルティング<6532>の下げも目立つ。半面、川崎汽船<9107>が高く、日本製鉄<5401>も上昇した。クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>が値を飛ばし、東洋エンジニアリング<6330>も物色された。TOKYO BASE<3415>も買いが優勢だった。

出所:MINKABU PRESS

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