リョービが後場急上昇、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
リョービ<5851>が後場急上昇し年初来高値を更新している。午後1時ごろ、23年12月期の連結業績予想について、売上高を2660億円から2700億円(前期比8.2%増)へ、営業利益を75億円から105億円(同50.7%増)へ、純利益を55億円から84億円(同75.6%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各25円の年50円から中間・期末各35円の年70円へ引き上げると発表したことが好感されている。
上期において円安による在外子会社の円換算額が増加したことに加えて、エネルギーコスト上昇分の一部回収が進んでいることや、為替の円安、電気・ガス価格激変緩和対策などの影響が寄与する。