話題株ピックアップ【夕刊】(3):ベガコーポ、ツナグGHD、サークレイス

注目
2023年7月20日 15時19分

■ベガコーポレーション <3542>  662円  +23 円 (+3.6%)  本日終値

ベガコーポレーション<3542>が堅調。同社はきょう、自社が運営する越境ECプラットフォーム「DOKODEMO(ドコデモ)」が、福岡市海外ECトライアル推進事業の市内パートナーとして登録されたと発表。ドコデモは「日本製品を世界中のユーザーに届ける」をモットーに、決済・物流・CSなど越境ECに必要な機能を兼ね備えたプラットフォーム。23年3月時点で会員登録者数は100万人を突破し、台湾などのアジアの国々を中心に、ASEAN諸国、北中米EUなど114カ国の国と地域に届けている。

■ツナグGHD <6551>  642円  +21 円 (+3.4%)  本日終値

ツナググループ・ホールディングス<6551>が3日続伸。この日の午前中、子会社ロジHRが、物流専門求人情報&採用プラットフォーム「Logi REC(ロジリク)」を7月下旬にローンチすると発表しており、好材料視された。「Logi REC」は、掲載料金の完全無料や求職者志向に合わせた独自の検索軸の設定などを特徴とするプラットフォーム。物流業界では、「2024年問題」によってさらなる人手不足が懸念されており、大きな課題となっていることから、まずは「採用・人材調達」にフォーカスし、その後サービス内容を拡充するとしている。

■サークレイス <5029>  882円  +25 円 (+2.9%)  本日終値

サークレイス<5029>は続伸。同社は19日、提供するSalesforce運用支援サービスと自社開発Webサービス「Knowit(ノウイット)」を組み合わせた新サービス「SalesforceマルチクラウドらくらくAI実装支援」を発表。ノウイットはSaaS型クラウドサービス「Circlace」と、米オープンAI社が開発した生成AI「チャットGPT」を連携させたサービス。今回発表した新サービスは20日から提供を始める。

■バリューゴルフ <3931>  1,330円  +36 円 (+2.8%)  本日終値

バリューゴルフ<3931>が3日ぶりに反発。この日の午前中、ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>と業務提携して開発を進めていた新サービスについて、7月25日に開始すると発表したことが好感された。新サービスでは、Vゴルフの「1人予約ランド」とGDOの1人予約サービスで予約状況などの情報を相互に連携する。これにより、プレー可能ゴルフ場の増加やスタート枠の共有、ゴルフ場オペレーション負荷の軽減などの効果が期待できるとしている。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

■AI CROSS <4476>  1,543円  +41 円 (+2.7%)  本日終値

AI CROSS<4476>が続伸。19日の取引終了後、コラボス<3908>とSMS送受信サービス「絶対リーチ!SMS」の販売代理店契約を締結したと発表しており、好材料視された。コラボスのクラウド型コールセンターシステム「COLLABOS PHONE」に「絶対リーチ!SMS」を連携させることで、コールセンターの時間外や電話がつながらない際に、利用客の携帯電話へWebフォームやチャットボットのURLをSMSメッセージで自動送信するようにする。これにより、利用客に自己解決の機会を提供し、待ち時間を削減するとともに、オペレーターの生産性向上を実現するとしている。

■いい生活 <3796>  682円  +16 円 (+2.4%)  本日終値

いい生活<3796>が続伸。この日の午前中、インボイス制度に対応した賃貸借契約書テンプレートの提供を開始したと発表しており、好材料視された。同テンプレートは、10月からのインボイス制度開始に向けた対応の第2弾。インボイス制度対応版の契約書には費目ごとの税率表記や、インボイス制度関連の条文が追加されている。いい生活のサポートサイトから契約書テンプレートをダウンロードし、同社が提供するPM向け賃貸管理システム「いい生活賃貸クラウド」のシステム設定に登録することで利用できるようになるという。

■データアプリ <3848>  885円  +18 円 (+2.1%)  本日終値

データ・アプリケーション<3848>が続伸。この日の午前中、YE DIGITAL Kyushu(北九州市小倉北区)のクラウド型Web-EDIサービス「MONQX EDI」に、エンタープライズWeb-EDIシステム基盤「ACMS WebFramer」と、両社の共同開発によるWebアプリケーション構築支援ツールが採用されたと発表しており、好材料視された。両社は今後、Web-EDIシステムを短期間かつ容易に構築できる、業界テンプレート(製造・流通)などのサービスラインアップの拡充にも注力していく予定としている。

■第一稀元素化学工業 <4082>  974円  +19 円 (+2.0%)  本日終値

第一稀元素化学工業<4082>が4日ぶりに反発。19日の取引終了後、18年3月から建設を進めていたベトナム新工場について、8月に稼働を開始すると発表したことが好感された。ベトナム新工場の稼働は、オキシ塩化ジルコニウム及びその他ジルコニウム化合物の生産能力増強と事業拡大を図るのが狙い。ジルコニウム化合物は、主にジルコニウム鉱石の粗精製塩であるオキシ塩化ジルコニウムを用いて製造されているが、現在オキシ塩化ジルコニウムのサプライヤーのほぼ全てが中国に存在しており、同社のベトナム子会社は中国以外で鉱物からオキシ塩化ジルコニウムを製造する唯一のサプライヤーとなる。なお、同件による業績への影響は、24年3月期業績予想に織り込み済みとしている。

■コスモ・バイオ <3386>  957円  +11 円 (+1.2%)  本日終値

コスモ・バイオ<3386>が4日続伸。19日の取引終了後、スイスのインスフェロ社(チューリッヒ州)が提供する3次元細胞培養モデルを用いた受託サービス及び商品について、日本国内における独占販売代理店契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。インスフェロ社の3D“in vitro”(試験管内)モデルを用いた受託サービスや商品を製薬会社や基礎研究に従事する研究者などに販売することで、薬理・安全性試験や創薬研究を支援するという。なお、同件は業績へ多大な影響を与えるものではないとしている。

■テリロジHD <5133>  333円  +3 円 (+0.9%)  本日終値

テリロジーホールディングス<5133>が続伸。午前10時ごろ、子会社テリロジーがNECネッツエスアイ<1973>及びTXOne Networks Japan(東京都渋谷区)と提携したと発表しており、好材料視された。今回の提携は製造業の工場やインフラ分野で重要度が高まっているOT(オペレーショナルテクノロジー)とIoTについてのセキュリティー向上を図るのが狙い。提携により、NESICのセキュリティーオペレーションセンター(SOC)を活用した「産業セキュリティー運用サービス」のラインアップに、TXOneNetworksのセキュリティーソリューション「Edgeシリーズ」と、テリロジーが国内代理店として販売する米ノゾミ・ネットワークス社製のOT/IoTセキュリティーソリューション「Nozomi Networks Guardian」の両製品を追加。同運用サービスにより、OT環境の脆弱性管理から、脅威の検知・遮断、セキュリティーの運用までトータルでのサポートが提供可能となり、顧客の安全・安心なOT/IoT環境を実現するとしている。

●ストップ高銘柄

ネオマーケティング <4196>  1,956円  +400 円 (+25.7%) ストップ高   本日終値

メイホーHD <7369>  2,616円  +500 円 (+23.6%) ストップ高   本日終値

ジーデップ・アドバンス <5885>  11,000円  +1,500 円 (+15.8%) ストップ高   本日終値

など、6銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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