ケンビューが商いを伴なって下落 ジョンソン&ジョンソンがエクスチェンジ・オファーを計画=米国株個別
コンシューマー・ヘルスのケンビュー<KVUE>が商いを伴なって下落。同社はジョンソン&ジョンソン<JNJ>の子会社で5月に上場した。バンドエイドやタイレノールなどのブランドを持つ。取引開始直後に売りが先行し、一時22ドル台半ばまで急落する場面も見られた。ただ、その後は買戻しも見られている。
きっかけはジョンソン&ジョンソンが90%近く保有する同社株を別の有価証券と交換する、いわゆるエクスチェンジ・オファーを計画していることを明らかにしたこと。ジョンソン&ジョンソンは本日決算を発表していたが、その説明会でウォルクCFOが、条件や募集期間はエクスチェンジ・オファーの機関が立ち上がった時点で決定されるとコメントしていた。早ければ数日中に発表されるとしている。
ただ、エクスチェンジ・オファー後もジョンソン&ジョンソンは大株主でいる予定だとしている。
【企業概要】
コンシューマーヘルス製品の研究開発・製造・販売に従事する。疼痛・アレルギーなどに対するセルフケアや、スキンケア・美容、およびオーラルケア、ベビーケア、創傷ケア用のブランド製品を、eコマース・消費者向け直販チャネル・小売店・販売店を通じて、世界の消費者に販売する。
(NY時間13:00)
ケンビュー<KVUE> 24.22(-0.79 -3.14%)
ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 168.98(+10.24 +6.45%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美