アドテストなど半導体製造装置関連が安い、米半導体株安が顕著でセンチメント悪化
アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が総じて軟調な展開。前日の米国株市場ではハイテク株への売りがかさみ、特に半導体セクターへの売り圧力が顕著となった。アプライド・マテリアルズ<AMAT>やASMLホールディング<ASML>など半導体製造装置大手の下げが目立つ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急落し下げ幅は今年に入って最大となっている。台湾の半導体受託生産最大手TSMC<TSM>の前日に発表した決算が市場コンセンサスを下回ったこともあって、半導体関連には足もとで逆風が強い。東京市場でも米半導体株安を受けて、半導体製造装置関連の主力銘柄を中心に下落する銘柄が多くなっているが、前日はディスコ<6146>の決算も発表され、4~6月期は最終2割減益と低調だったことも嫌気されている。