OBシステムが3日ぶり急反落、第1四半期営業益は通期計画に対し進捗率14%
オービーシステム<5576>が3日ぶりに急反落した。20日の取引終了後に24年3月期第1四半期(4~6月)の単体決算を発表。売上高は15億5800万円、営業利益は7700万円だった。前期は第1四半期の財務諸表を作成しておらず、決算短信に前年同期比の増減率の記載はない。営業利益は通期の計画(5億4600万円)に対し、進捗率が14%にとどまっており、嫌気されたようだ。
金融事業では地方銀行や都市銀行での受注拡大に注力。保険分野での新規案件の受注や引き合い件数が増加し、堅調に推移した。一方、社会公共事業では自治体標準化やガバメントクラウド案件の立ち上がりが緩やかなものとなっているとしている。なお、同社はこれまで未定としていた今期の年間配当予想について、前期比10円増配の60円とした。