生化学が反発、癒着防止材の国内ピボタル試験で良好な結果
生化学工業<4548>が反発している。この日の午前中、外科手術で使用される癒着防止材SI-449について、消化器外科領域の有効性や安全性を証明する国内ピボタル試験で良好な結果を得たと発表しており、好材料視されている。
また、適用範囲の拡大を目的とした婦人科領域におけるパイロット試験において、腹腔鏡下手術における安全性と操作性に大きな問題は認められなかったとしており、同社では両試験の結果を受け、早期の承認申請に向けた準備を進めるとしている。なお、同件による24年3月期業績予想の変更はないとしている。