ダウ平均ほぼ横ばいで引ける=米国株概況
きょうのNY株式市場でダウ平均はほぼ横ばいの+2.51ドルとなった。わずかながらプラスということで10日続伸となっている。小幅プラスで始まった後、朝方マイナス圏となったが、すぐに買い戻しが入り、一時は100ドルを超える上昇となっていたが、週末前ということもあり引けにかけて利益確定の売りなどが優勢となり、引け間際に一時マイナス圏。義理尻プラス圏を回復しての終値となった。終値はダウ工業株30種平均が2.51ドル高の3万5227.69ドル、ナスダック総合指数が30.51安の1万4032.80、S&P500が1.47高の4536.34。
ダウ平均は19銘柄がプラス、10銘柄がマイナス、1銘柄が横ばいとなった。第2四半期売上が市場予想を下回り、朝方5%を超える下げとなる場面が見られたカード大手アメックスが下げ幅自体は縮めたもののマイナスの寄与度トップ。その他キャタピラー、マイクロソフトなどの下げが目立った。医薬品、衛生用品、石油などがしっかりでメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&G、シェブロンなどがしっかり。
GAFAなど新興ハイテクは、メタ、エヌビディアが2%を超える大きな下げ。テスラ、アップルなども冴えない一方、アルファベット(グーグル)、AMDなどがしっかりとなった。
米地方銀行は総じてマイナス圏。市場全体の金融株安の流れが重石となった。ZBナショナルが4.7%安。
その他項目では、昨日30%を超える上昇となった衛星放送のシリウスXMが9.35%安と、利益確定の売りに押された。太陽光発電のサンノヴァ・エナジーがこれまでの上昇の反動もあり5%安。
CSX<csx> 32.46(-1.25 -3.71%)
シリウスXMホールディングス<siri> 7.08(-0.73 -9.35%)
パックウェスト・バンコープ<PACW> 9.71(-0.24 -2.41%)
ZBナショナル・アソシエーション<ZION> 36.11(-1.79 -4.72%)
サンノウ゛ァ・エナジー・インターナショナル<nova> 21.44(-1.14 -5.05%)
マイクロソフト<MSFT> 343.77(-3.10 -0.89%)
アルファベットC<GOOG> 120.31(+0.78 +0.65%)
テスラ<TSLA> 260.02(-2.88 -1.10%)
メタ・プラットフォームズ<META> 294.26(-8.26 -2.73%)
AMD<AMD> 110.95(+0.70 +0.63%)
エヌビディア<NVDA> 443.09(-12.11 -2.66%)
メルク<MRK> 110.39(+1.93 +1.78%)
インテル<INTC> 34.02(+0.65 +1.95%)
アメックス<AXP> 170.22(-6.89 -3.89%)
P&G<PG> 152.93(+2.37 +1.57%)
JPモルガン<JPM> 154.95(-1.20 -0.77%)