株価指数先物【昼】 円安一服で狭いレンジでの推移
日経225先物は11時30分時点、前日比410円高の3万2680円(+1.27%)前後で推移。寄り付きは3万2650円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2670円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。寄り付き後は利食いに押される形で3万2540円まで上げ幅を縮めたが、売り一巡後は再び買い直され、中盤にかけて一時3万2740円まで上昇する場面も見られた。ただし、ナイトセッションで付けた高値は超えられず、終盤にかけて3万2600円まで上げ幅を縮めるなど、オプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円辺りでの狭いレンジでの推移となった。
日経225先物は先週末の円安を手掛かりにナイトセッションで買われたが、円相場は1ドル=141円40銭台とやや円安一服で、積極的なロングは入りづらいようだ。グローベックスの米株先物は小動きで推移しており、ナスダック100指数のリバランスに伴う影響を見極めたいところだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.33倍に上昇した。先週末の低下で75日移動平均線を下回り、ボリンジャーバンドの-3σに接近したこともあり、いったんはNTショートの巻き戻しが入りやすい水準である。
株探ニュース