日東電が続伸、排ガスからCO2を分離する高分子膜を25年度にも実用化と報じられる
日東電工<6988>が続伸している。22日付の日本経済新聞朝刊で、「熱源や自家発電用のボイラーを備える工場向けに、排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離・回収する高分子膜を2025年度にも発売する」と報じられており、好材料視されている。
記事によると、高分子分離膜は筒状で、中央部の穴に排ガスを通し、CO2とそれ以外のガスを分離するという。従来の手法よりも稼働コストが安く、主に中小型ボイラー向けの需要を見込むとしており、業績寄与への思惑から買われているようだ。