ジョンソン&ジョンソンがケンビュー株をエクスチェンジ・オファーによって分割=米国株個別
ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が傘下のケンビュー株<KVUE>の80.1%分以上をエクスチェンジ・オファーによって分割すると発表した。ケンビューはジョンソン&ジョンソンのコンシュマー部門のスピンオフの方針に基づいて5月に単独上場している。その後もジョンソン&ジョンソンはケンビュー株の90%近くを保有。
ジョンソン&ジョンソンの株主は1株につきケンビュー株8.0549株を上限として、7%のディスカウントで交換することができるという。
ジョンソン&ジョンソンは声明で「今回の分離で医薬品と医療機器事業への集中をより鮮明にする」と述べた。ケンビューはバンドエイドやタイレノールなどのブランドを持つ。
ケンビューは小幅安で推移している一方、ジョンソン&ジョンソンは上昇。
【企業概要】
*ケンビュー
コンシューマーヘルス製品の研究開発・製造・販売に従事する。疼痛・アレルギーなどに対するセルフケアや、スキンケア・美容、およびオーラルケア、ベビーケア、創傷ケア用のブランド製品を、eコマース・消費者向け直販チャネル・小売店・販売店を通じて、世界の消費者に販売する。
(NY時間09:52)
ケンビュー<KVUE> 23.84(-0.18 -0.73%)
ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 172.73(+2.54 +1.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美