INPEXなど石油関連株が軒並み高、WTI価格は一時79ドル台と3カ月ぶり高値
石油関連株が軒並み高。INPEX<1605>が5日続伸し連日の年初来高値を更新。石油資源開発<1662>や出光興産<5019>も5連騰し、ENEOSホールディングス<5020>は年初来高値に買われた。24日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前週末比1.67ドル高の1バレル=78.74ドルに上昇。一時79.28ドルと約3カ月ぶりの高値圏に買われた。サウジアラビアなど石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどから構成する「OPECプラス」が減産方針を継続するとの見方が出ているほか、米国は夏のドライブシーズン入りでガソリンなどの需要期を迎え原油需給が引き締まるとの観測が強まった。また、中国が近く景気刺激策を打ち出すとの思惑が出ていることも原油価格の上昇要因となっている。