新興市場銘柄ダイジェスト:ブランジスタは大幅に反発、リアルゲイトが大幅に続落

材料
2023年7月26日 15時52分

<4588> オンコリス 532 +2

3日ぶり反発。核酸系逆転写酵素阻害剤「OBP-601」に関し、ライセンス供与先のTransposon社が新たに進めている「アイカルディ・ゴーティエ症候群」を対象としたPhase2a臨床試験で第1例目への投与が開始されたと発表している。単一群で行われるオープンラベル試験で、欧州の多施設で実施されるという。アイカルディ・ゴーティエ症候群は、小頭症や高度な精神発達遅滞などを呈する遺伝性疾患。

<7388> FPパートナー 4345 +120

大幅に続伸。住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を運営するMFS(東京都千代田区)と業務提携を締結し、マネープランの総合相談サービス「マネードクタープレミア」の店舗でのサービス提供を開始したと発表している。住宅ローンの新規借り入れや借り換えニーズのある顧客にモゲチェックを紹介する。顧客は全国主要銀行の住宅ローンを比較しながら、FPパートナーからの情報提供と併せて検討することが可能になるとしている。

<5532> リアルゲイト 2024 -246

大幅に続落。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の営業利益を4.91億円と発表している。説明資料によると、前年同期比25.0%増。高稼働に支えられてストック型収入が当初の見込みより拡大したほか、施工によるフロー型収入の受注も増え、利益が拡大した。通期予想は前期比19.0%増の5.10億円で据え置き。進捗率は約96.3%に達しているが、上方修正は見送られた。このため材料出尽くし感が広がり、売り優勢となっているようだ。

<4891> ティムス 316 +6

大幅に3日続伸。26日午後6時30分に急性期脳梗塞を適応症とした治療薬候補「TMS-007」に関する説明動画を配信すると発表している。開発進捗や今後の見通しに関する新たな情報は含まれていないが、医薬品としての可能性について説明する。導出先の米バイオジェン社が25日午後9時に開催した決算説明会では、TMS-007に関する特段の発表はなく、ティムスとしては有効性や安全性などへの懸念は生じていないと認識しているという。

<4479> マクアケ 1054 -2

朝高後、値を消す。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の営業損益を4.59億円の赤字(前年同期実績0.89億円の赤字)と発表している。事業者と消費者をつなぐ応援購入総額の規模が減少し、赤字が拡大した。通期予想は8.80億円の赤字で据え置いた。ただ、四半期別にみると、第1四半期(1.86億円の赤字)や第2四半期(1.92億円の赤字)に比べ、第3四半期(0.81億円の赤字)は赤字額が半減したことが好感されているようだ。

<6176> ブランジスタ 800 +28

大幅に反発。23年9月期の営業利益予想を従来の4.00億円から6.00億円(前期実績2.55億円)に上方修正している。創業以来過去最高の営業利益を達成する見込みで、連結子会社のブランジスタエール(東京都渋谷区)が提供するサービス「ACCEL JAPAN」が好調に推移している。同サービスは、参画企業が著名タレントの写真・動画を利用できるプロモーションツール。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.