日東電が大幅安、4~6月期営業大幅減益をネガティブ視
日東電工<6988>が大幅安。26日の取引終了後に4~6月期(第1四半期)決算を発表し、営業利益は前年同期比41.8%減の224億1100万円だった。通期で小幅ながらも増益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での大幅減益がネガティブ視され売られている。
円安による増益効果があったものの、販管費の増加や新型コロナワクチン向け核酸アジュバントを手掛けるヒューマンライフ部門の赤字が響いた。売上高は同3.7%減の2084億5500万円だった。なお、通期の小幅増収増益見通しは据え置いている。