NEXTエクセレント(11) 日経CNBC×株探 コラボ
―明日を塗り替える成長企業
第11回 三和油化工業、環境需要開拓する化学のユニコーン
~「再生×製造」のハイブリッド事業~
本シリーズ「徹底リサーチ NEXTエクセレント―明日を塗り替える成長企業―」は、好評を博した前シリーズ「点検・知られざる最高益企業 ~未来のブルーチップを探せ~」で提示した着目ポイントをベースに、今後の成長期待が高く、業界の勢力図を塗り替える可能性も秘めた「NEXTエクセレント」企業をより幅広い視点からピックアップする。このため、今期に過去最高益を見込む、伸び盛りの中小企業という柱は前シリーズを踏襲するものの、他の条件(下表参照)については柔軟に基準を緩め、潜在的な「成長力」により重きを置いて、その実力を開示資料や経営者へのインタビューなどを通じて、徹底リサーチする。
■ | 今期最高益に続き、今後も業績成長が期待できるか |
■ | 独自の事業モデルを競争力の源泉に、収益力の持続的な強化で優位性を発揮できるか |
■ | 本社所在地・拠点が首都圏以外 |
■ | QUICKコンセンサスが少ない、もしくはマーケットでの認知度・存在感が低い (参考データは時価総額等) |
前シリーズと併せて、テンバガー銘柄発掘などの着眼点のヒントとして参考にしていただきたい。11回目は愛知県刈谷市に本社を置く三和油化工業 <4125> [東証S]。化学品業界で唯一、製造業と資源回収・再生事業の双方を手掛けており、近年の資源調達リスクが増大する中でにわかに存在感を高めつつある。(取材日=2023年7月4日)
text:田中彰一・日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員
1 2
こちらは株探プレミアム限定記事です。プレミアムプランをご契約して読むことができます。
株探プレミアムに申し込む
(初回無料体験付き)
プレミアム会員の方はこちらからログイン
プレミアム会員になると...