ブルドックが大幅反発、24年3月期営業利益予想を上方修正
ブルドックソース<2804>が大幅反発している。27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を1億5000万円から2億2000万円(前期比48.9%減)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は従来予想の142億3000万円(同5.2%増)を据え置いたものの、生産体制再構築の一環として「TATEBAYASHIクリエイションセンター」が今年12月に完工する予定であり、この設備投資に係る生産ラインの稼働開始時期が明確になったため減価償却費の見直しを行ったことが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高36億2400万円(前年同期比5.7%増)、営業利益1億9900万円(同92.9%増)だった。前期に実施した値上げの影響で減少した販売数量が回復に向かっているほか、外食市場の復調などが寄与した。