オーナンバは急反落、上期業績は計画上振れで着地も材料出尽くし感
オーナンバ<5816>は急反落している。前週末28日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が従来予想の215億円から225億円(前年同期比12.0%増)へ、営業利益が10億円から14億7000万円(同68.8%増)へ、純利益が7億円から11億1000万円(同46.6%増)へ上振れて着地したようだと発表したが、株価は26日に年初来高値をつけるなど直近で上昇していただけに、材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
半導体などの原材料の供給不足が前年より改善されたことや、自動車・産業機器用製品などの分野で需要が想定よりも堅調に推移したことが要因。また、積極的な原価低減活動及び販管費の抑制や製品価格の改定に継続的に取り組んだことも寄与した。
同時に、中間10円・期末14円を予定していた配当予想を中間14円・期末10円に修正すると発表した。年間配当予想は24円で変更はない。