EIZOが急反発、ヘルスケア分野堅調で第1四半期営業利益は20%増
EIZO<6737>が急反発し年初来高値を更新している。前週末28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高185億4800万円(前年同期比3.9%増)、営業利益10億5800万円(同20.6%増)、純利益17億2300万円(同24.6%増)となり、大幅増益となったことが好感されている。
ビジネス分野はIT投資の先送りや市場における在庫調整により販売が減少したものの、ヘルスケア分野が北米などで診断用途向けの販売が堅調であったことや、国内外で内視鏡用途向けの販売が伸長し堅調に推移した。また、主力機種の新機種の販売が増加したことでアミューズメント分野も伸長した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高890億円(前期比10.1%増)、営業利益75億円(同49.9%増)、純利益60億円(同2.4%増)の従来見通しを据え置いている。