東邦システムは後場急伸、1株から1.5株への株式分割と株主還元の拡充を好感
東邦システムサイエンス<4333>は後場急伸し年初来高値を更新した。午後1時ごろ、8月31日を基準日として1株を1.5株に株式分割すると発表。あわせて配当予想は従来予想通りとすることで実質増額し、株主優待制度は保有株数に応じてクオカード1000円分または2000円分から一律で2000円分を贈呈するとしており、これら株主還元の拡充を好感した買いが入っている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)単独決算は、売上高39億4400万円(前年同期比8.0%増)、営業利益3億2800万円(同1.5%減)、純利益2億2800万円(同1.5%減)だった。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高165億円(前期比6.8%増)、営業利益15億5000万円(同2.3%増)、純利益10億6100万円(同5.0%減)の従来見通しを据え置いている。