ウェイフェアが上昇 アナリストが目標株価を97ドルに引き上げ=米国株個別
家具などの家庭用品のオンライン販売を手掛けるウェイフェア<W>が上昇。同社はアナリストからの目標株価引き上げが相次いでおり、きょうもアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の35ドルから97ドルに引き上げた。
同社は継続的にEBITDAの収益性を促進する過渡期にあると指摘している。同アナリストの独自のデータによると、家庭用品業界は安定しつつあり、同社の売上げも改善傾向にあるという。また、同社は市場シェアを奪還しつつあるとも指摘している。
サプライヤーからのフィードバックが大幅に改善しており、同社のサプライヤーサービスを利用したいという意向が多く示されているという。「長期的な収益性と継続的な市場シェアの拡大には、このダイナミズムが不可欠だと考えている」とも述べている。
同社は8月10日に投資家説明会を開催するが、「収益性の見通しについて長期的な確信を与えるものと考えている」とも付け加えた。
【企業概要】
オンラインサイトに掲載し、家具・装飾品・装飾用アクセント・家庭用品等の住宅関連商品の販売を行う。主に、中高所得世帯の大人の女性をターゲット顧客層とし、米国のほか、カナダ・英国・ドイツなどの海外市場への拡大も行っている。
(NY時間10:07)
ウェイフェア<W> 75.93(+2.84 +3.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美