マキタが一時S高、第1四半期営業利益は7.1%の増益で着地
マキタ<6586>が急反発し一時ストップ高の4687円に買われ年初来高値を更新している。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が163億1100万円(前年同期比7.1%増)と増益で着地したことが好感されている。
各国での金融引き締めによる住宅需要の低迷や建築・建設投資の抑制などにより販売が低調に推移し、売上高は1844億5500万円(同5.6%減)となったが、為替が円安で推移したことに加えて、販管費が減少したことで増益を確保した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高6800億円(前期比11.1%減)、営業利益550億円(同94.7%増)の従来見通しを据え置いている。