太陽HDが後場に急伸し年初来高値を更新、4~6月期経常37%減益も業績底入れを期待

材料
2023年8月1日 13時37分

太陽ホールディングス<4626>が後場に急伸し、年初来高値を更新した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.4%減の238億6100万円、経常利益は同36.8%減の32億3500万円と減収減益となった。ただ前期の第4四半期(1~3月)との比較では売上高と営業利益は増加しており、業績の底入れを期待した買いを集めたようだ。

エレクトロニクス事業ではリジッド基板用部材や半導体パッケージ基板用部材の販売数量が前年同期から減少した一方、車載関連部材は堅調に推移し、円安進行が収益を下支えした。前期の第4四半期との比較では、中国を中心に最終需要回復の兆しもみられたという。

医療用医薬品の製造販売事業では、「レミニール」の資産譲受や、他社の同効薬などの供給不足に伴う需要増加が寄与。医療用医薬品の製造受託事業での価格改定やプロダクトミックスの変化も奏功し、医療・医薬品事業は増収増益となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.