大崎電がカイ気配、24年3月期業績予想を上方修正
大崎電気工業<6644>がカイ気配となっている。午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を880億円から900億円(前期比0.8%増)へ、営業利益を28億円から36億円(同61.7%増)へ、純利益を10億円から16億円(同21.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
国内計測制御事業でスマートメーター事業の売り上げが期初予想を上回る見込みであることに加えて、製品構成の変動、製造原価低減の継続が見込まれることなどが要因。また、海外計測制御事業で円安による換算レートの見直しを行うことも寄与する。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高213億6700万円(前年同期比10.3%増)、営業利益11億6900万円(同2.2倍)、純利益7億6800万円(同63.7%減)だった。