アレグロが大幅安 売上高見通しが予想下回る=米国株個別

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2023年8月2日 4時01分

半導体のアレグロ・マイクロシステムズ<ALGM>が大幅安。取引開始前に4-6月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第2四半期の売上高見通しが予想を下回る内容となったことが嫌気されている模様。しかし、同社は引き続き、自動車および産業からの好調な売上高を見込んでいる。

アナリストからは「同社は自動車設計あたりのチップ含有量の増加、自動車市場の力強い追い風、製品の広がりから、継続的に恩恵を受けると見ている」と述べた。

(4-6月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.39ドル(予想:0.37ドル)

・売上高:2.78億ドル(予想:2.75億ドル)

・粗利益率(調整後):57.8%(予想:56.0%)

(7-9月・第2四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.35~0.39ドル(予想:0.37ドル)

・売上高:2.70~2.80億ドル(予想:2.77億ドル)

・粗利益率(調整後):56~57%(予想:56%)

【企業概要】

自動車及び産業市場向けのセンサーICやアプリケーション専用のアナログパワーICの設計、開発、ファブレス製造、販売を行う。センサーICにより顧客は動き・速度・位置・電流を正確に測定することが可能になる。高性能アナログミックスドシグナル半導体やフォトニックコンポーネントなどを扱う。

(NY時間14:46)

アレグロ・マイクロシステムズ<ALGM> 46.31(-5.30 -10.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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