内海造がカイ気配スタート、4~6月期最終益28倍で通期計画超過をポジティブ視
内海造船<7018>がカイ気配スタート。1日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比52.6%増の135億4500万円、最終利益は28.3倍の17億5400万円となった。第1四半期ながら通期の計画(3億円)を大きく上回っており、ポジティブ視した買いを集めたようだ。
船舶事業では売上対象船の船種の変化を背景に増収となり、円安に伴い売上対象船の船価の評価額が増加した。工事損失引当金の一部を取り崩したこともプラス要因となった。今後の為替相場や鋼材、機材価格の動向を注視する必要があるとして、通期の業績予想は据え置いた。