IRジャパンに物色人気集中、4~6月期営業45%増益受け底値圏上放れ
アイ・アールジャパンホールディングス<6035>に物色人気集中、地合い悪のなかカイ気配で始まり、一気に株価水準を切り上げている。同社は株主判明調査や議決権争奪戦略立案など企業の株主対応支援ビジネスを展開し、業界トップの実績を有する。足もとの業績は大型プロジェクトの増加などを受けて利益の伸びが顕著となっている。1日取引終了後に発表した23年4~6月期営業利益は前年同期比45%増の8億9600万円と急拡大、これを材料視する買いを引き寄せている。株価は6月以降約2カ月にわたり底値ボックス圏でのもみ合いを続けていたことで、売り物がこなれていた面もあり、その分上値が軽くなっている。