ソーラーエッジが決算受け大幅安 売上高見通しが予想を下回る=米国株個別
太陽光発電のソーラーエッジ<SEDG>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。特に、第3四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。顧客企業の在庫が高水準で推移しており、需要を圧迫している。
同社は声明で「米国の住宅用太陽光発電市場は現在、主に金利上昇に関連した逆風に見舞われているが、太陽光発電市場における地理的および複数セグメントの強みを活かしてこの時期を乗り切っており、長期的に前向きな見通しから恩恵を受けることを期待している」と述べた。
アナリストは「米国での需要が減少しているほか、三相インバーターの供給不足による欧州でのバッテリーの売上高減少も予想される中で、今回のガイダンスは期待外れだった」と述べている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.62ドル(予想:2.58ドル)
・売上高:9.91億ドル(予想:9.96億ドル)
・粗利益率(調整後):32%
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:8.80~9.20億ドル(予想:10.5億ドル)
・粗利益率(調整後):28~31%
(NY時間10:53)
ソーラーエッジ<SEDG> 197.91(-41.56 -17.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美