株価指数先物【昼】 本日もランチタイムでショートを仕掛ける動き
日経225先物は11時30分時点、前日比400円安の3万2210円(-1.22%)前後で推移。寄り付きは3万2340円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2345円)にサヤ寄せする格好から、ナイトセッションの終値からは下落幅を縮めて始まった。前日の大幅な下落に対する買い戻しも入り、現物の寄り付き直後には3万2440円まで下げ渋る動きも見られた。しかし、リバウンド基調は強まらず、中盤にかけて売り直されるなか、一時3万2160円まで下落幅を広げた。売り一巡後は再び3万2400円を回復したものの買いの勢いはなく、終盤にかけて日中の安値水準まで軟化している。
日経225先物は若干ながら自律反発を見せる場面もあったが、戻り待ちのショートが控えているようだ。ランチタイムでは3万2080円と日中の安値を更新してきており、昨日同様、ランチタイムでショートを仕掛ける流れから、裁定解消に伴う後場一段安が警戒されそうだ。節目の3万2000円割れが意識されやすいなか、押し目狙いのロングは入りづらく、売り一巡後の短期的なリバウンド狙いにとどまりそうだ。
なお、グローベックスの米株先物は小幅な値動きで推移しており、NYダウ、S&P500はプラス圏で推移しているため、ショートも仕掛けづらくなろう。NT倍率は先物中心限月で14.15倍に低下した。ボリンジャーバンドの-3σと200日線が位置する14.12倍に接近しており、いったんはNTショートの巻き戻す動きが入りやすいところである。
株探ニュース