ダイセルは一段安、第1四半期営業益30%減で上半期計画進捗率43%
ダイセル<4202>が後場一段安となっている。同社はきょう午後1時20分ごろ、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比29.8%減の91億1800万円となり、上半期計画210億円に対する進捗率が43.4%にとどまったことが嫌気されているようだ。
売上高は同2.2%増の1308億200万円となった。販売価格の是正や為替の効果などが増収につながったものの、販売数量の減少や定期修繕費など費用の増加が利益面の重荷となった。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。