シグマクシス急騰で6カ月ぶり年初来高値、4~6月期営業7割増益を好感
シグマクシス・ホールディングス<6088>は全般軟調地合いのなかカイ気配スタート、1300円台を気配値のまま一気に駆け上がり、前日比129円高の1427円で寄りついた。1月27日につけた年初来高値1409円を奪回し、約6カ月ぶりに新値街道に突入した。経営コンサルティングビジネスを展開するが、戦略立案から開発、実行までワンストップで対応できる優位性を持ち、人工知能(AI)を活用した高付加価値案件で実績が高い。3日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比70%増の10億7500万円と急拡大した。金融をはじめ旺盛な企業の投資ニーズを背景にコンサル事業が好調で収益を押し上げている。これを材料視する形で投資資金の攻勢が加速している。
最終更新日:2023年08月04日 11時37分