スクエニHDが大幅に4日続落、開発費の償却負担先行で4~6月期最終66%減益
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が大幅安で4日続落した。前週末4日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比14.4%増の856億6900万円となったが、営業利益は同78.5%減の30億9700万円と大幅な減益となった。営業利益の進捗率は通期計画(550億円)に対し約6%にとどまっており、ネガティブ視されたようだ。
最終利益は同65.7%減の63億円だった。「FINAL FANTASY XVI」の発売でデジタルエンタテインメント事業は増収となったが、開発費の償却負担が先行し、利益を圧迫する要因となった。