外為サマリー:141円50銭台に軟化、日経平均の下落が重荷

通貨
2023年8月7日 10時38分

7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=141円59銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル安・円高となっている。

4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円76銭前後と前日に比べて80銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された7月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことが影響し、一時141円55銭まで下押した。

この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。朝方には141円94銭と下げ渋る場面があったものの、日経平均株価が反落して始まるとリスク回避目的のドル売り・円買いが優勢となり、午前9時50分過ぎには141円52銭まで軟化した。なお、朝方公表された7月27~28日開催分の日銀金融政策決定会合の主な意見では、「2%の物価安定の目標の持続的・安定的な実現が見通せる状況には至っていないなかで、マイナス金利政策の修正にはなお大きな距離がある」などの意見が出ていたことが明らかとなったが、相場の反応は限定的となっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1010ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=155円89銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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