日本ラッドはカイ気配、第1四半期営業は8000万円の黒字に浮上
日本ラッド<4736>がカイ気配を切り上げている。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の単独決算を発表。営業損益が8000万円の黒字(前年同期は3400万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比25.7%増の9億3700万円となった。エンタープライズソリューション事業は、ソフトウェア面での競争力強化ニーズが引き続き強く、各業種向けの派遣常駐型システム開発及び受託請負型システム開発案件においては、既存大型顧客からの増員要望や開発案件の増加により受注が拡大。IoTインテグレーション事業のインダストリアルIoT分野及び医療IoT分野では、既存顧客及び新規顧客からの受注が好調だった。なお、通期業績予想については売上高36億5500万円(前期比2.8%増)、営業利益1億5000万円(同72.7%増)とする従来見通しを据え置いている。