ティラドは3連騰、24年3月期業績予想を上方修正し中間配当を実施へ
ティラド<7236>は3連騰している。24年3月期の連結業績予想について、売上高を1500億円から1530億円(前期比2.4%増)へ、営業利益を18億円から24億円(同2.3倍)へ、最終利益を2億円から5億円(前期35億9500万円の赤字)へ上方修正し、あわせて中間配当10円を実施するとしたことが好感されている。
自動車用の販売が期初予想を上回った一方、人件費・エネルギー費などのコスト増加が想定を下回っていることが要因。また、アジア・中国子会社の売り上げが計画を上回っていることも寄与する。なお、年間配当予想は20円(前期80円)を予定している。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高385億5700万円(前年同期比8.5%増)、営業利益10億7400万円(同6.6%増)、最終利益4億6200万円(同50.7%減)だった。