クルーズがS高カイ気配、4~6月期最終大幅増益でGameFi事業の成長期待膨らむ
クルーズ<2138>がストップ高の水準となる前営業日比150円高の1009円でカイ気配となった。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比2.3倍の3億9300万円となった。ゲームと金融が融合した「GameFi」に関連する事業が大幅な営業増益となっており、ブロックチェーンゲーム領域での成長を期待した資金が流入したようだ。
4~6月期の売上高は同7.1%減の34億3200万円だった。EC事業が減収となったほか、広告代理店事業の大口取引先との受託業務契約終了も響いた。GameFi事業の第1弾のゲームプロジェクトとして5月にリリースした「PROJECT XENO」は個別の収益は非開示としながらも、同事業への初めてのチャレンジとしては一定の手ごたえがあるとし、今後も大きく伸びる可能性があるとした。