株価指数先物【昼】 短期的なトレードが中心
日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の3万2350円(+0.09%)前後で推移。寄り付きは3万2400円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2405円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。その後はリバウンド基調が強まり、中盤にかけて3万2530円まで上げ幅を広げた。ただし、オプション権利行使価格の3万2500円を回復してきたことで短期的な達成感が意識されたほか、25日移動平均線に接近するなかで戻り待ちのショートも入りやすく、終盤にかけては軟化し、一時3万2220円と下げに転じる場面も見られた。売り一巡後は買い戻しが入り、プラス圏を回復しての推移となっている。
日経225先物は値がさハイテク株の一角が買われるなか、ロング優勢で始まった。しかし、東京エレクトロン <8035> [東証P]は下げに転じたほか、アドバンテスト <6857> [東証P]が下落幅を広げるなど、中盤辺りからショートが優勢になった。ただし、短期的なトレードが中心のなか、ボリンジャーバンドの-1σに接近する局面ではショートカバーに向かわせており、概ねオプション権利行使価格の3万2250円から3万2500円でのレンジ推移である。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.12倍と横ばいでの推移だった。200日線を挟んでの値動きであり、スプレッド狙いのトレードは限られている。
株探ニュース