昭和産業---1Qは2ケタ増収増益、主力の食品事業が2ケタ増収増益を達成

材料
2023年8月8日 14時49分

昭和産業<2004>は7日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.3%増の897.99億円、営業利益が同82.5%増の33.13億円、経常利益が同85.4%増の40.42億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同95.2%増の27.83億円となった。

食品事業の売上高は前年同期比12.1%増の736.65億円、営業利益は同69.9%増の33.53億円となった。製粉カテゴリ、製油カテゴリ、糖質カテゴリのいずれの売上高も、価格改定に注力したことにより前年同期を上回った。

飼料事業の売上高は前年同期比8.6%増の149.67億円、営業損失は0.07億円(前年同期に比べ0.97億円の改善)となった。昨年10月に感染が確認された鳥インフルエンザの感染拡大が配合飼料の販売に影響を及ぼし、配合飼料および鶏卵の販売数量については、前年同期を下回った。売上高は、配合飼料の価格改定により前年同期を上回った。

その他の売上高は前年同期比3.6%減の11.66億円、営業利益は同1.4%減の3.02億円となった。倉庫業は、貨物獲得競争が激化する中、商社や主要顧客との取り組みを強化し荷役量の増加に努めたが、貨物取扱量は前年同期を下回った。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.4%増の3,600.00億円、営業利益が同79.2%増の75.00億円、経常利益が同31.8%増の86.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.3%減の55.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.