サンクゼールがカイ気配、4~6月期経常益の通期計画進捗率33%で株主優待新設
サンクゼール<2937>がカイ気配。8日の取引終了後に24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は5億5500万円で着地し、通期計画に対する進捗率は約33%となった。あわせて株主優待制度の新設も開示しており、これらを好感した買いが集まったようだ。
売上高は48億600万円だった。直営やFC(フランチャイズチェーン)の既存店客数と客単価が前年同期を上回って推移した。ECや台湾の大手小売チェーンに対する売上高も増加した。同社は前期の第1四半期に連結財務諸表を作成していないため、決算短信に前年同期比の増減率の記載はない。
また、同社は100株以上を半年以上、継続保有し、毎年3月31日時点で株主名簿に記載または記録された株主に対し、自社製品の詰め合わせギフト2500円相当(500株以上の継続保有で5000円相当)と同社の店舗やオンラインショップで利用可能なサービス券500円分(同1000円分)を贈呈する株主優待制度を導入する。