ハピネットが急反発、主力の玩具事業好調で第1四半期は大幅増収増益
ハピネット<7552>が急反発している。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高822億9900万円(前年同期比33.4%増)、営業利益21億8000万円(同89.9%増)、純利益14億5900万円(同76.9%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
主力の玩具事業で、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」をはじめとしたくじ商品や「ポケモンカードゲーム」などのトレーディングカードが引き続き好調に推移したほか、「ガンダムシリーズ」のプラモデルなどホビー商品の販売が拡大した。また、ビデオゲーム事業で「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「ファイナルファンタジー16」などのヒット商品があったことなども寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3100億円(前期比0.9%増)、営業利益60億円(同2.7%増)、純利益37億円(同3.9%増)の従来見通しを据え置いている。