雪印メグが4連騰、価格改定浸透で第1四半期は営業利益32%増
雪印メグミルク<2270>が4連騰し年初来高値を更新している。午前11時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1501億8500万円(前年同期比6.3%増)、営業利益52億5900万円(同32.1%増)、純利益35億8800万円(同2.7倍)と大幅増益で着地したことが好感されている。
販売数量は想定を下回って推移したものの、乳製品、飲料・デザート類で4月に実施した価格改定が浸透した。また、エネルギー価格などの影響が想定よりも緩和傾向にあることなども寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高6160億円(前期比5.4%増)、営業利益140億円(同7.2%増)、純利益95億円(同4.1%増)の従来見通しを据え置いている。