アシックスが上場来高値を更新、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
アシックス<7936>が4連騰し上場来高値を更新している。8日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を5100億円から5500億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を370億円から460億円(同35.3%増)へ、純利益を200億円から250億円(同25.7%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各22円の年44円から中間25円・期末30円の年55円(前期40円)へ引き上げたことが好感されている。
カテゴリーではコアパフォーマンススポーツ、スポーツスタイル及びオニツカタイガー、地域では日本地域、中華圏地域、東南・南アジア地域で販売が引き続き順調に推移する見通しであることに加えて、為替レートを1ドル=125円から135円へ、1ユーロ=132円から145円へ見直したことも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高2900億7900万円(前年同期比28.9%増)、営業利益336億1000万円(同75.4%増)、純利益247億9600万円(同82.8%増)だった。