トーストが決算受け大幅高 EBITDAがIPO以来初めての黒字=米国株個別

材料
2023年8月10日 3時30分

レストラン向けソフトウエア開発のトースト<TOST>が大幅高。引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、EBITDAが予想外の黒字となったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高およびEBITDAの見通しを上方修正している。

アナリストは年間経常収益(ARR)が前年比で伸びたことやEBITDAがIPO以来初めての黒字となったことを評価している。「第2四半期はすべての指標で予想を上回り、特にARRが輝かしい数字となった。ライブロケーションの好調な伸び、選択モジュールの継続的な導入、総支払額の伸びが業績の主な要因となっている」と述べた。

(4-6月・第2四半期)

・1株損益(調整後):-0.19ドル(予想:-0.08ドル)

・売上高:9.78億ドル(予想:9.47億ドル)

・粗利益率(調整後):60.4%(予想:61.6%)

・EBITDA(調整後):1500万ドル(予想:-348万ドル)

・ARR:11.4億ドル(予想:11.4億ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)

・売上高:10.1~10.4億ドル(予想:10.0億ドル)

・EBITDA(調整後):1500万~2500万ドル(予想:924万ドル)

(通期見通し)

・売上高:38.1~38.7億ドル(従来:37.1~38.0億ドル)(予想:37.8億ドル)

・EBITDA(調整後):1500~3500万ドル(従来:-1000~+1000万ドル)(予想:214万ドル)

【企業概要】

レストラン向けクラウドベースのエンドツーエンドの技術プラットフォームを運営する。SaaS製品、統合型決済処理を含む金融技術ソリューション、レストラングレードのハードウェア、サードパーティパートナーのエコシステムを提供し、レストランの売上の向上やオペレーションの効率化をサポートする。

(NY時間14:20)

トースト<TOST> 23.38(+3.16 +15.60%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.