宮地エンジがS高カイ気配、第1四半期47%営業増益と株式分割などを好感
宮地エンジニアリンググループ<3431>がストップ高の5160円水準でカイ気配となっている。9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高156億8400万円(前年同期比26.8%増)、営業利益12億3000万円(同47.3%増)、純利益6億8700万円(同15.8%増)と大幅増益となったことが好感されている。
主力の橋梁事業をはじめとして手持ち工事が予定通り進捗したことが業績を牽引した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高690億円(前期比14.5%増)、営業利益66億円(同28.7%増)、純利益35億円(同13.7%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。また、株式分割に伴い中間100円・期末80円としていた配当予想を中間170円・期末75円にすると発表しており、これらも好材料視されている。株式分割を考慮しない場合の年間配当予想は320円となり、前期実績(140円)に対して実質増配となる。