カノ・ヘルスが52%急落 継続企業の前提に関する警告を発表=米国株個別
高齢者向け医療サービスのカノ・ヘルス<CANO>が52%の急落。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、EBITDAが予想外の赤字となった。アナリストは第2四半期のEBITDAの落ち込みを驚くべきものと評した。
同社はまた、継続企業の前提に関する警告を発表し、売却を検討していることも明らかにした。「この程度の流動性では今後12カ月間の営業、投資、資金調達を賄うには不十分と考えている。1年以内に継続企業として存続していく能力には相当な疑義があると判断した」と声明で述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.51ドル(予想:-0.11ドル)
・売上高:7.67億ドル(予想:8.29億ドル)
・EBITDA(調整後):-1.50億ドル(予想:+0.12億ドル)
【企業概要】
米国およびプエルトリコにおいて、高齢者向けのプライマリケアに特化した医療サービスを提供する。遠隔医療・処方箋宅配・ウェルネスプログラム・ケアの移行・リスクの高い複雑なケア管理など、洗練された健康管理プログラムを提供する。
(NY時間09:38)
カノ・ヘルス<CANO> 0.73(-0.79 -51.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美