豪ドル週間見通し:底堅い展開か、7月雇用統計に注目

通貨
2023年8月12日 14時32分

■強含み、日銀の政策修正観測後退などで豪ドル買い勝る

今週の豪ドル・円は強含み。中国の7月輸出入額の大幅な減少やイタリアの銀行課税をめぐる懸念などから株安になり、リスク回避の豪ドル売り・円買いが一時優勢となった。しかしながら、原油先物の上昇や米ドル高・円安の進行を受けて豪ドル買い・円売りが強まり、一時95円に迫る場面があった。取引レンジ:92円90銭-94円94銭。

■底堅い展開か、7月雇用統計に注目

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)が2会合連続で政策金利の据え置きを決めたことにより、引き締め終了の見方が浮上するなか、8月理事会議事要旨と7月雇用統計が発表される。豪準備銀行は政策金利は4.25%前後がピークと想定してるが、雇用統計が強い内容だった場合、豪ドル売りは縮小する可能性も。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・15日:豪準備銀行8月理事会議事要旨

・17日:7月雇用統計(6月:失業率3.5%、雇用者数増減+3.26万人)

予想レンジ:93円00銭-96円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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