タクマ---1Qは減収なるも、主力の環境・エネルギー(国内)事業の受注は堅調

材料
2023年8月14日 9時47分

タクマ<6013>は8日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.6%減の298.21億円、営業利益は同47.9%減の11.42億円、経常利益は同39.4%減の15.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同45.9%減の9.36億円となった。

環境・エネルギー(国内)事業の売上高は、主にEPC事業における案件構成の変化に加え、播磨新工場の稼働に伴う償却負担の増加や、人件費・研究開発費など営業費用の増加等により、前年同期比15.94億円減の240.25億円、営業利益は同11.96億円減の15.55億円となった。また、バイオマス発電プラントの新設2件を受注したほか、ごみ処理プラントの運転管理やメンテナンスなどアフターサービス受注の増加等があり、受注高は同18.73億円増の261.66億円となった。

環境・エネルギー(海外)事業の売上高は、メンテナンス売上の増加や受注済みプラントの進捗等により、4.25億円、営業損失は0.31億円となり前年同期に比べ若干改善した。また、海外現地法人におけるメンテナンス受注の増加等があり、受注高は前年同期比4.66億円増の7.53億円となった。

民生熱エネルギー事業の売上高は前年同期比1.95億円増の35.50億円、営業利益は0.25億円(前年同期は0.67億円の損失)となった。また、大型案件の受注などもあり、受注高は同6.38億円増の60.28億円となった。

設備・システム事業の売上高は、受注済み案件の進捗により前年同期比1.41億円増の19.13億円、営業利益は同0.47億円増の1.92億円となった。また、主に半導体産業用設備の減少により、受注高は同12.66億円減の17.01億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の1,460.00億円、営業利益が同18.2%減の113.00億円、経常利益が同18.3%減の120.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.7%減の83.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.