TDCソフト---1Qは2ケタ増収、全てのソリューションで売上高が増加

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2023年8月14日 10時35分

TDCソフト<4687>は3日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.6%増の89.28億円、営業利益が同6.3%減の7.19億円、経常利益が同5.4%減の7.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.9%減の5.28億円となった。各事業分野は堅調に推移し売上高は計画を上回り増収を達成した。利益面では、増収による増益効果を、将来の事業拡大に向けた投資を積極的に推進したことによるコストの増加が上回り、減益となった。

ITコンサルティング&サービスについて、当期は、エンタープライズ向けのSaaSソリューション案件が堅調に推移し、売上高は前年同期比28.4%増の14.65億円となった。

金融ITソリューションについて、当期は特に銀行系のシステム開発案件等が堅調に推移し、売上高は前年同期比7.5%増の41.50億円となった。

公共法人ITソリューションについて、当期は、官公庁や自動車製造業向けの開発案件等が堅調に推移しており、売上高は前年同期比9.7%増の23.15億円となった。

プラットフォームソリューションについて、クラウド関連のインフラ構築案件が堅調に推移し、売上高は前年同期比12.2%増の9.97億円となった。

投資に関する具体的な取り組みは、新卒採用者数の拡大および早期戦力化や、次世代型SI事業拡大に向けた新技術獲得、そしてワークプレイス戦略「Smart Work構想」の一環として取り組む本社移転などを計画に沿って推進した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%増の373.00億円、営業利益が同2.6%増の35.50億円、経常利益が同1.0%増の37.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の25.10億円とする期初計画を据え置いている。

《YI》

提供:フィスコ

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