すかいらーくが大幅続伸、23年12月期利益及び配当予想を上方修正
すかいらーくホールディングス<3197>が大幅続伸し年初来高値を更新している。10日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を60億円から100億円(前期55億7500万円の赤字)へ、最終利益を10億円から40億円(同63億7100万円の赤字)へ上方修正し、期末一括配当予想を3円から6円(前期無配)へ引き上げたことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症が感染症法上で5類に分類されたことが間接的に外食消費を後押ししたことや、昨年来の価格改定効果により、売上高は従来予想通りの3550億円(前期比16.9%増)を見込む。これに加えて、原価低減や営業諸費用の削減を徹底したことにより、利益は上方修正したという。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高1697億8900万円(前年同期比19.9%増)、営業利益28億5300万円(前年同期24億2300万円の赤字)、最終利益5億4900万円(同27億8000万円の赤字)だった。