日本リビング保証---23年6月期は2ケタ増収増益、HomeworthTech事業とExtendTech事業が2ケタ増収

材料
2023年8月14日 14時45分

日本リビング保証<7320>は10日、2023年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.6%増の39.19億円、営業利益が同14.0%増の7.41億円、経常利益が同33.1%増の10.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.5%増の7.51億円となった。

HomeworthTech事業の売上高は前年同期比17.4%増の売上高22.56億円、セグメント利益は同7.8%増の1.20億円となった。設備保証・建物保証といった長期保証契約の獲得に引き続き注力するとともに、地震保証や資産価値保証といった新たな保証サービスの開発及びマーケティングを推進した。また、業務効率化・ストック型ビジネス転換といった住宅事業者の経営課題に対応する各種ソリューションの導入を組織的に推進することで、各クライアントとの関係深化にも引続き注力した。これらの施策により、主要なKPIである新規契約獲得金額33.16億円(前年同期比27.0%増)、前受収益・長期前受収益残高94.80億円(同21.4%増)、電子マネー発行サービスの導入社数101社(同29.5%増)・未使用残高20.97億円(同11.5%増)といずれも前年同期比で成長した。

ExtendTech事業の売上高は前年同期比30.6%増の売上高16.24億円、セグメント利益は同21.8%増の6.59億円となった。蓄電システムをはじめとした住宅用再生可能エネルギー設備に対する社会的ニーズに応える形で再生可能エネルギー領域が進展したほか、オペレーション業務の受託が拡大したことにより教育ICT領域も堅調に推移した。

「その他」の事業の売上高は前年同期比72.0%減の売上高0.38億円、セグメント損失は0.38億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。2022年6月30日付で横浜ハウス社の全株式を譲渡し、前連結会計年度末をもって同社の連結子会社から除外している。

2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.0%増の48.20億円、営業利益が同13.3%増の8.40億円、経常利益が同3.8%増の10.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の7.79億円を見込んでいる。

《YI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.