粧美堂---3Qは2ケタ増収、通期業績予想の上方修正に加えて期末配当金の増配を発表

材料
2023年8月14日 15時05分

粧美堂<7819>は10日、2023年9月期第3四半期(22年10月-23年6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比18.9%増の148.94億円、営業利益は同10.3%増の8.02億円、経常利益は同19.2%増の8.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.6%減の5.48億円となった。

化粧品・化粧雑貨の売上高は前年同期比18.3%増の100.98億円となった。当第3四半期累計期間の売上高は、同社商品のメインユーザーである若年層の外出機会が増加したことや重点販売先への営業強化の成果が実り、化粧品・化粧雑貨全般が前期に引き続き好調に推移した。注力カテゴリーであるネイルケア・ネイルアート・前髪関連商材を中心としたヘアケア、ヘアアクセサリー、マーケティング戦略が奏功した二重まぶた用化粧品、キッズコスメなどが順調に推移し大幅な増収となった。

コンタクトレンズ関連の売上高は同2.8%減の18.11億円となった。当第3四半期累計期間の売上高は、国内市場では増収を確保したものの中国市場でのロックダウンの影響や現地メーカーとの競争激化により減収となった。

服飾雑貨の売上高は同54.5%増の20.40億円となった。当第3四半期累計期間の売上高は、重点販売先に対するキャラクターをあしらった小物類の売上などが好調に推移し増収となった。

その他の売上高は同17.5%増の9.44億円となった。当第3四半期累計期間の売上高は、消費者の消費生活の正常化などから、増収となった。

2023年9月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比13.4%増(前回予想比3.2%増)の196.00億円、営業利益が同21.3%増(同18.5%増)の7.70億円、経常利益が同33.0%増(同30.2%増)の8.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.3%減(同28.9%増)の4.90億円としている。

また、2023年9月期の配当予想について、中間配当金の実施金額、期末配当金の予想金額を、それぞれ1株当たり5.00円していたが、2023年9月期第3四半期連結累計期間の決算内容及び通期業績予想の修正を踏まえて、期末配当金の予想金額を1株当たり10.00円に増配することを発表した。

《YI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.